ヘルマンハープのこと

ヘルマンハープとは、

今から25年程前に、ドイツの農場主へルマン・フェー氏がダウン症の息子さんにも弾けるようにと、願いを込めて長い年月をかけて作られた小型のハープ。

 

五線譜が読めなくても演奏ができ、奏でる喜びを誰もが楽しむことができる楽器として幅広い年齢層に親しまれている。

 

 

詳しくはヘルマンハープ協会のHPをご覧ください

 

ヘルマンハープとの出会い

私と主人(林晶彦がヘルマンハープに出会ったのは今から5年前。

兵庫県西宮市に住んでいたときのことでした。ある日、海を見おろす山の中腹にある自宅から、町へ降りていく道沿いに素敵なショールームができていたので、車を止めて入ってみると、そこには美しい姿の小型ハープが並べられていました。

 

とても素敵な女性が出迎えてくださり、ハープの演奏方法(五線譜が読めなくても演奏できる方法)やハープが出来た経緯(ドイツの農場主ヘルマン・フェーさんがダウン症の息子のために開発した楽器)などの話をお聞きし、お茶を飲みながら楽しい時間を過ごしました。

 

後に、このことがきっかけとなり、主人はヘルマンハープの作曲をすることになりました。主人が書いた五線譜を、私がヘルマンハープ用の特別な楽譜に書き換え、そして音を確かめるために弾いていたところ、いつの間にかヘルマンハープ奏者として演奏活動をすることになっていきました。

 

当時(2007年)は主人が精神的に不安定な状態で、私はピアノの練習をすることもできない毎日でしたが、ヘルマンハープはとても音が小さく、どこにでも持ち運びが出来るので、主人に気兼ねをせずに弾くことができたのです。音楽に飢え渇いていた私の心は、元気になって、優しくなって、平安に包まれていきました。


ヘルマンハープはどんな方でもすぐに演奏できる楽器ですが、一方では一つの音の追求が出来る楽器でもあり、その面白さと奥深さにどんどん引き込まれてしまいます。今でも試行錯誤の毎日です。これからもヘルマンハープの独特な響きと優しい音色を多くの方々に伝えてゆきたいと願っています。